冷え性は薄毛に繋がる!冷え性改善に手軽な温活方法3選!

「冷え」は万病のもとと言われていますが、冷え性は病気ではないため症状が出ても放ったらかしにされやすく甘く見られがちです。

しかし、冷えを放置しておくと深刻な病気へと繋がるリスクがあるほか、大切な髪の毛までも奪ってしまう可能性があります。

そこで今回は、冷え性改善に最適な

手軽にできる温活方法3選

を紹介したいと思います。

冷え性になる原因は!?

冷え性になる原因は人によって様々ですが、大きな要因として

  • 筋肉量の低下
  • ストレスによる自律神経の乱れ
  • 基礎代謝の低下

などが挙げられます。

筋肉量の低下

筋肉量が少なくなると基礎代謝が落ちるため、その分体内で生み出される熱量が少なくなり冷えを感じやすくなります。

そのため男性より筋肉量が少ない女性のほうが冷え性になりやすいわけです。

また、加齢とともに筋肉が衰えていくと冷え性になりやすくなるので日頃から筋トレや運動を取り入れて筋肉量を維持していくことが大切です。

ストレスによる自律神経の乱れ

人の体は自律神経によって体温を調節していることから、自律神経の乱れは冷え性になる大きな要因の1つです。

自律神経の乱れはおもにストレスが原因であり、人はストレスを感じると過剰に交感神経が働く状態になります。

交感神経が優位に働きすぎてしまうと血管が収縮して血行不良となり、その結果手や足先などの末端に冷えの症状があらわれます。

そのほかにも気分が落ち込んだり、不安感が増すなどの精神的不調もみられます。

ストレスは体を動かすことで発散効果があると言われています。

日常に筋トレを取り入れれば筋力アップ・ストレス発散の効果が期待できるので一石二鳥ですよ!

食生活の乱れ

食生活が乱れると体のエネルギー源が不足したり血行不良の原因になります。

特に三大栄養素である糖質・脂質・タンパク質が足りないとエネルギー源が不足し、体内で熱を作り出せません。

そのため、食生活の乱れにより必要な栄養素を摂っていないとエネルギーが不足して適切な体温を保てなくなってしまいます。

また、髪の毛の大半はタンパク質(ケラチン)で構成されているほか、タンパク質を摂取しないと筋肉に蓄えられたタンパク質が消費されて筋肉量の低下も招くことになるので薄毛対策においてタンパク質は特に重要な栄養素となります。

こんな症状がある人は冷え性体質!?

冷え性は病気として認められていないため判断がしづらいですが、下記のような症状があらわれやすいです。

  • 手先や足先などの冷え
  • 肩や首のこり、腰痛
  • 寝つきが悪い・眠りが浅い
  • 低体温(35℃台)
  • 体調を崩しやすい
  • 肌荒れを起こしやすい
  • 疲れやすい体質

症状がいくつか当てはまる方は冷え性の可能性があるので、今日からでも温活を始めて薄毛対策をしていきましょう!

冷え性と薄毛の関係性

冷え症で薄毛を招く主な原因は血行不良によるものです。

例えば体の末端には太い血管が少なく細い毛細血管ばかりが張り巡らされているので血行が滞ると血液が行き届きにくい箇所となり、その結果手や足先の冷えの症状が起こります。

頭皮も同じように体の末端であり、こめかみから上の部分はほとんどが毛細血管のため血行不良の影響を大きく受けてしまうわけです。

そのため、血行不良によって髪の毛に栄養が行き届かなくなるほか、頭皮も固くなってしまい頭皮環境まで悪化させてしまう可能性もあるのです。

手軽にできるオススメ温活3選

冷え性の症状がいくつか当てはまる方は下記の温活を試してみてください。

どれも続けやすく効果を感じやすい方法なので生活の中に取り入れて冷えを改善していきましょう!

白湯を飲む

白湯を飲んで体を温めることで全身の血行が促進され内臓の温度も上がります。

内臓の温度が1℃上がれば基礎代謝が約10~12%上昇するとも言われていることから、白湯は冷え性を改善するのに様々な効果を発揮してくれます。

白湯を飲む場合は水道水を一度沸騰させた後、約50℃まで冷ましてから飲んでください。

浄水やミネラルウォーターを使用する場合は塩素や不純物が含まれていないので沸騰させる必要はありません。

電子レンジで50℃まで温めるだけOKです。

白湯を飲むだけで育毛効果!!白湯の正しい作り方・飲むタイミングは!?

筋トレ(スクワット)

筋トレ(スクワット)によって筋肉量を増やすことは冷え性の改善にとても有効です。

スクワットは体の中で最も大きな筋肉(太もも)を鍛えることができるので効率的に基礎代謝をアップさせることができます。

またスクワットは太もものみならず体の約70%の筋肉を占める下半身を全体的に鍛えることができます。

筋トレをしたことがない方は取り入れづらいかもしれませんが、何かをしながら筋トレを行う

「ながら筋トレ」

をすると習慣化しやすいですよ。

ちなみに私は数年前から歯磨きしながらスクワットを始めましたが、無理なく継続できています。

継続することで少しずつ回数もこなせるようになり、成長具合が目に見えて分かるので楽しくなってきますよ。

スクワットの方法

スクワットは数種類のやり方がありますが、まずはオーソドックスなノーマルスクワットから始めることをオススメします。

ノーマルスクワットのやり方

  1. 脚を肩幅に開いて、つま先と膝を同じ向きにする
  2. 手を胸の前で組んでお尻を後ろへ突き出すように股関節から折り曲げる
  3. 太ももが床と平行になるまで下げたら、ゆっくりと元の体勢に戻す
  4. この動作を繰り返して無理のない回数を行う

就寝前の入浴

入浴は血行を促進して代謝を高める効果があります。

また、就寝前に入浴をすれば冷え症の多くの人が抱える不眠の改善にも期待できます。

睡眠のメカニズムとして体の深部体温が低下すると眠気がやってきます。

そのため、眠たくなる時は深部体温を低下させるために余計な熱を放出しようとして手足などの皮膚温度が上昇します。

しかし、自律神経の乱れで体温調整ができないと上手く熱が放出されず手足が冷えたままで眠れないという現象が起きてしまいます。

そこで入浴により深部体温を上昇させれば、入浴後は体が冷めて徐々に深部体温が下がっていき自然と眠気がやってきます。

入浴のタイミング

入浴のタイミングは就寝の約90分前に約40℃のお湯に15分浸かることが最も効果的とされています。

しかし、深部体温が低下する時間には個人差があるため、上記の時間を参考にして自分の体に合った入浴のタイミングを見つけて冷え症を改善していきましょう。

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