朝食にバナナを食べて幸せホルモン「セロトニン」を分泌しよう!!

朝食は、1日の活動に必要なエネルギーを摂取するためにとても重要な習慣ですが、朝ってバタバタしてゆっくり朝食を摂る時間ないですよね。

そんな時間がない朝の救世主となるのが、

朝バナナ

です。

朝バナナは食欲がない時でもパクっと簡単に食べられるうえに幸せホルモン「セロトニン」を分泌する働きがあるため、1日の幸福感を上げてくれます。

今回は、そんなメリットばかりの朝バナナの効果について紹介したいと思います。

幸せホルモン「セロトニン」とは!?

セロトニンとは、脳内の神経伝達物質の一種であり、感情のコントロールや神経を安定させるために重要な働きをするホルモンです。

セロトニンの働きにより、心のバランスが整えられて幸福感を感じやすくなることから「幸せホルモン」と呼ばれるようになりました。

セロトニンの低下による症状

セロトニンが不足してしまうと様々な不調が起こります。

主な症状は以下のとおりです。

  • ストレスを感じやすくなり、イライラする頻度が増える
  • 意欲や向上心の低下
  • 集中力の低下
  • 不眠
  • うつ病やパニック障害などの精神疾患

このように心身に様々な悪影響を及ぼす可能性があることから、健康でエネルギッシュな毎日を送るためにセロトニンは欠かせないホルモンと言えます。

バナナとセロトニンの関係

バナナにはセロトニンを分泌するために必要な必須アミノ酸であるトリプトファンとビタミンB6が含まれています。

また、トリプトファンを脳まで運ぶ役割を果たすブドウ糖も含まれているため、セロトニンをさらに効率よく分泌させることができます。

バナナのようにトリプトファン、ビタミンB6、ブドウ糖を一緒に摂取できる食材はほとんどありません。

そのため、効率良くセロトニンを分泌するにはバナナが最も適した食材と言えます。

朝バナナでセロトニンを分泌すれば最高の一日になる

朝食にバナナを食べてセロトニンを分泌すると

  • 朝から気持ちよくスタートが切れる
  • 睡眠の質の向上

などの効果が期待できます。

朝から気持ちよくスタートが切れる

朝起きてしばらくは頭がぼーっとして中々やる気スイッチが入りませんよね。

セロトニンには、自律神経である交感神経(活動状態)と副交感神経(リラックス状態)を調節する働きがあります。

そのため、朝バナナを食べてセロトニンを分泌することによって、副交感神経から交感神経への切り替わりがスムーズになり、素早く身体を活動状態へと導いてくれます。

また、セロトニンが分泌されれば頭がスッキリとしてやる気や集中力が高まるため、朝からエネルギッシュに仕事に取り組むことができます。

睡眠の質の向上

夜になると自然に眠たくなるのは、睡眠ホルモンである「メラトニン」が分泌されるためです。

そのメラトニンの材料となるのが、セロトニンであり、日中に分泌されたセロトニンは、約15時間後にメラトニンへと変化します。

そのため、朝食にバナナを食べてセロトニンを分泌すれば夜には自然と眠たくなり、良質な睡眠をとることができます。

また、メラトニンには入眠効果のほかに抗酸化作用や記憶力の向上などあらゆる効果が期待できるので、朝しっかりセロトニンを分泌すればメラトニンの恩恵を多く受けることができます。

バナナをよく噛んで食べればセロトニンの分泌量がさらにアップ!

セロトニン神経は、規則性のあるリズム運動で活性化することが分かっています。

リズム運動には、ランニングやウォーキング、筋トレ(腕立て・スクワットetc)などがありますが、

咀嚼もリズム運動の1つになります。

ランニングや筋トレは一手間ありますが、咀嚼であれば簡単なので続けられそうですよね。

そのため、朝食時にバナナを取り入れ、よく噛んで食べることを意識すればセロトニン分泌の倍増に期待できちゃいます。

参考 ヒトでは、長期間リズミカルにガムを噛むとセロトニン作動性下行性抑制経路を介して侵害受容反応が抑制されるpubmed

朝バナナはセロトニン分泌のほかにこんなメリットが!!

朝食にバナナを食べることでセロトニン分泌のほかに、

  • 腸内環境が整い、お通じが良くなる
  • ダイエット効果

など効果もあるため、便秘の方や最近ダイエットを始めたなんて方には強い味方になってくれますよ。

腸内環境を整え、お通じが良くなる

バナナに含まれる食物繊維によって腸の運動が活性化することから食べ物が消化されやすくなります。

また、バナナにはレジスタントスターチ(難消化性でん粉)という成分が含まれています。

この成分は、通常のでん粉とは異なり、小腸で吸収されずに直接大腸まで届くため善玉菌のエサとなってくれます。

そのため、大腸内の善玉菌が活発化し、腸内環境が整えられて便通が改善されやすくなります。

ダイエット効果がある

バナナには血糖値の上昇を抑える食物繊維が豊富に含まれており、食後の血糖値の上昇を緩やかにすることからダイエット効果に期待できます。

また、ビタミンB群やカリウムも含まれており、水分の代謝を高めてむくみを解消してくれるため、見た目もスッキリさせてくれます。

朝バナナを始めて気持ち良く1日をスタートさせよう!

今回お伝えしたようにバナナのポテンシャルを最大限に発揮するのは朝食時です。

忙しい朝や食欲のない時でも無理なく手軽に食べられるのでズボラな私でも続けられています。

継続して食べていけば効果が実感できると思うので皆さんも

朝バナナで幸せホルモン「セロトニン」をたくさん分泌させて気持ちよく1日をスタートさせましょう。

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